Memory Base
何を信じるべきか、どう更新するか、何を思い出すかを時間をかけて保つ、再利用可能なメモリ基盤。
背景
既存のメモリシステムだけで、多くの人には十分かもしれません。
エージェント、チューター、アプリなどで、保存・信念の更新・想起を自分で制御し、再利用できる層がほしいと考えています。最初のホストは Claude Code で、Codex はそこから読み取ります。
システムのスケッチ — 最終的な構成ではない。
- 今あるもの
- 個人情報やプロジェクト情報はセッションをまたいで保持され、後から想起できます。
- current_memory は理解が変わると更新されます。追記のみのイベントが、その背後の経緯を残します。
- M1(コア機構)と M2A(安全な制御プレーン)は完了しています。
- 未証明
- コンパクトな理解が、エピソード的な想起を超える価値を持つかどうか。
- 同じミスの繰り返しが減ること、または Claude Memory、claude-mem、project memory より優れていること。
- 手続き記憶(作業の進め方を覚えること)。まだアイデアの段階です。
デバッグの一件
想起の品質が大きく低下しました。当初は25行の上限が原因かと考えましたが、違いました。producer が書いた値は約221文字で、人が書いた値は約106文字でした。そのため、想起の予算に収まるのは約5行だけでした。
それ以降、重要なルールはプロンプトの文章だけでなく、hook や gate で担保するようにしています。
想定と違っていたこと
- token・圧縮の利点(当初想定していたもの)
- path や symbol の近さを関連性の指標とすること
- 既存のシステムではセッションをまたいで文脈を引き継げないこと
結果
Claude Code での日常的な利用において、保持・更新・想起は機能しています。
現在の状況
実験段階です。M1 と M2A は完了しています。既存のメモリツールとの比較は、まだ検証中です。